2012年12月19日

ヘチマくん

ヘチマくん


先日の開運力向上フェアに出てもらった夕凪ブレンドのリーダー(通称)うなぎさん、以前からサラとはお友達なのですが、サラのDJ風MCを聴いたのはあれが初めてでした。
うなぎさんは、それをとっても気に入ってくれて、一緒になんかやりたいって言ってくれました。
それで、あれやこれやと話しているうちに、私が歌詞を書いて、うなぎさんが曲をつけるってことになりました。

うなぎさんに作曲してもらいたいって思うのは、切ない恋の歌…
サラが高校生の頃に書いた詩を、ちょっと触って渡したいなと思っています。

昭和38年に書かれた遠藤周作の小説「ヘチマくん」のことを書いた詩です。
高度成長期の日本…戦後の復興のさなか、そんな世間にのまれながらも ひょうひょうと自分の生き方を流れていくモテナイ君が、あわ~いあわ~い気持ちをただ純粋に持ち続けて、ぱっとしたドラマもなく終わるストーリーなのですが、なんだかとても心に残るのです。

高校生ながら、このヘチマ君の気持ちを詩に残したいって思ったのですね。

それで、思い出してまた古いこの本を読んでみました。
今読んでも、ほんとに面白い。
そして、切ないけれど、気持ちが暖かく、穏やかになる話です。
あ、決して恋愛小説ではありません。
しいて言うなら、生き方のお話でしょうか。
サラの座右の銘「てっぺんをめざさない」のまま。

この画像の本の裏には、当時の値段が¥240って入っています。
昭和47年14版発行とあります。

今、いくらだかわかりませんが、そんなに高くはないと思うので、読んでみられてはいかがでしょう。
たぶん、来年の春ぐらいにはサラとうなぎさんのコラボ曲ができていると思います。
この小説を読んでから聞いていただくと、10倍わかってもらえると思います。



Posted by Tree Topの魔女たち at 12:15│Comments(0)
 
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